症例65 椎間板ヘルニア

2021年11月16日

症例65 椎間板ヘルニア

去年の10月に来院したヘルパーさん。
手の痺れと足の痺れで来院しました。
かなりの腰椎ヘルニアがあると診断されて手術を勧められましたが、仕事が休めないので通院で治療したいと来院しました。

病院でブロック注射をしても足の痛みが取れず足も30度挙上で痛みが出ます。
手も首を動かすと痺れが強くなります。
握力があるため手の痺れは頚椎ヘルニアではなさそう。
腰のヘルニアでかなり体が歪んでいるので、それで首に影響が出ているのかも。

とりあえず鎮痛剤は効くようなので、それはちゃんと飲んでもらいました。
ヘルニアの症状をとるため、全身調整とAKA、そしてトリガーポイント。
大抵これで痛みは軽くなっていきます。

ただ、最初は1週間に一回。
早ければ2、3回で痛みは軽減します。
この方はかなり症状がひどかったので2ヶ月ぐらいかかりました。
それとともに手の痺れも消失。
今は月に一回程度来院されます。

どうしても実費になるとなかなか続けて通うことが難しく、1週間に一回を2ヶ月であってもなかなか通ってもらうことはできません。
2、3回で良くなればいいですが、2、3ヶ月になると諦めてしまう人が多いです。

何の効果も感じられなくても必ず体には良い変化が出ます。
効果は半年後かも1年後かもしれません。

効果が感じられなくて離れていってしまうのは残念ですが、無理に来院を勧めないのも、これも人との接し方なんでしょう。