奈良県王寺・西大和の腰痛整体院 やまうらオステオパシー

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理論9 良い姿勢のウソ

2018年10月13日

姿勢について

「姿勢矯正」と当院でも宣伝していますが、実はこの「正しい姿勢」に対する考え方がそれぞれによって違っています。
一般的には「胸を張って」「腰が伸びて」「肩の高さがそろっていて」「頭が真っ直ぐになっている」のを「良い姿勢」と考えられており、「美容整体」などで姿勢矯正というと、大抵は「真っ直ぐ」を目指します。

しかし次のデータを見てみましょう。

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特に体に症状を感じない人の歪みを調べたところ、aのパターンが80%、bが20%だったそうです。
そして症状が強い人はcとdのパターンが多かったらしいです。

abとcdの違いは何かというとabは腰、胸、肩、首の歪みが交互に起きているのに対して、cdは歪みは同じ側で連続している部分があるということです。
つまり、abのように交互に体が歪んでいると体の負担を上手く代償して痛みを逃がすようになっているわけです。

昔から言われることですが、「体が真っ直ぐな人はいない」のです。
体は内臓の位置を見てもわかるように、左右対称ではありません。
オステオパシーでは肝臓の重さを支えるために右の骨盤、腰が前にいき腰は左に捩れやすいと考えています。
この時、右の腰が高くなり、それを代償するために交互に高さが変わっていくわけです。

では、そのままでいいかというとそういう訳ではなく、歪みが大きくなるといずれは代償できなくなり痛みになりますから、歪みは矯正しないといけません。
ただ、目的は「体は真っ直ぐにはならないという前提のもとに、適応できる範囲の歪みを目指す」ことです。
ですから「姿勢矯正」が終わっても歪んでいてもいいわけです。
変に真っ直ぐを目指すと、過剰刺激にになるどころか、代償できない歪みを作ることになります。

もう一つ、オステオパシーの姿勢に関する考えで大事なことは横から見た重心線です。

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右の図のように重心が後ろに来ているものが最も悪いと考えています。
理由は
・ただでさえ重くて下がり気味の肝臓が下に下がり、体の歪みを大きくする原因になる
・横隔膜が動かなくなり、胸郭と腹腔の内圧差ができなくなる
・内臓全体が下垂する

と考えています。

特に2番目の理由が重要で、前回書いたように呼吸は体の老廃物が体外に出る原動力になっていますから、胸郭と腹腔の内圧差が弱くなるとリンパの循環が悪くなり、鬱血、循環不全から痛み、高血圧、機能不全につながります。
オステオパシー創始者のA.T.Stillは、これが原因で腫瘍もできると言っているぐらいです。

オステオパシーの目指す「良い姿勢」は体の機能が最も働きやすい状態になる姿勢であり、決して「綺麗」なことではありません。

 

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Posted by naraoste