オステオパシー理論 オステオパシーとは

2020年10月19日

オステオパシーを習ってから20年以上。
未だに「オステオパシーって何?」って聞かれます。
カイロプラクティックなら「あのバキってするやつ」ぐらいのイメージを持つ人が多いと思いますが、オステオパシーに関してはほとんどの人が知りません。

では、オステオパシーとは?
オステオパシーは1878年にアメリカのメディカルドクターであったアンドリュー・テイラー・スティルによって作られた矯正法です。
スティル自身は矯正法を教えなかったと言われてますから、厳密には新しい医学理論と言ったほうが正確かもしれません。

オステオというのはギリシャ語で「骨」、パシーはギリシャ語のパソス「治療」からとっています。
オステオパシーができた時、その効果の絶大さにアメリカ中から人が押し寄せ、一つの街が出来上がったと言われています。
それは当時の医療水準が低かったのと、薬自体が粗悪だったということもあるかもしれないですが、道具を使わずに手のみで行う治療を人々がこぞって求め続けたという事実は驚くべきことだと思います。

そのオステオパシーをオステオパシーたらしめている理論は何か?
それは、オステオパシー理論の中で最も重要な4つの根本原則です。

1,身体は一つの単位である。
2,身体は自己調節、自己治癒、健康維持能力を持っている。
3,構造と機能は相互に関与し合っている。
4,合理的な治療は上記3つの基礎的原理に基づいている。

オステオパシーの施術はこの4つの原則に基づいて行われ、決して痛いところだけを施術して終わりということはありません。
必ず検査をして、予測を立て、良くなるであろうという判断のもとに施術を行います。
オステオパシーには決まったやり方というのが無く、また施術者によってもその体型、考え方、性別によってバラバラです。
それが「オステオパシー」というものが一般の人にも認識しにくい原因になってるのかもしれません。

現在ではオステオパシーという言葉は広まってないにしても、日本だけでなく世界中の病院や施術院でオステオパシーの技術は使われています。
雑誌などでよく登場する「筋膜リリース」「筋エネルギーテクニック」
世界中で使われている「カウンターストレイン」「頭蓋仙骨治療」などはすべてオステオパシーのやり方です。

理論はそっちのけで「効果のある手技」という位置づけで技術が独り歩きしてしまっているような気がします。
本来はそういった手技は観察と検査結果から判断して、そのやり方が一番適しているであろうという仮説を立てて選択するべきであって、「スポーツ障害には筋膜リリース」「強い痛みにはカウンターストレイン」「自律神経には頭蓋」といったマニュアル的に行われるものではありません。

では、その4つの原則とはどんなものか?

 

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Posted by naraoste