症例82 首の痛み 

2021年11月16日

症例82 首の痛み

2週間前から寝違えたような首の痛みがとれない。
右回旋で痛みが出る。
知人の紹介で来院。

車に乗る仕事のせいか、かなり首から肩にかけて凝りが強い。
2週間前に朝起きた時に痛み。
大抵2日程度で治るが今回は2週間経っても治らない。

長引く首の痛みは頚椎ヘルニアだったりするから、しっかりした鑑別が必要。
痛みは首から腕にかけて。
痺れ、握力低下なし。
一応ヘルニアも考慮にいれながら施術開始。

全身調整で体中を調べながら施術。
左の第二肋骨が固まったまま動かない。
寝違えで多いのは肩甲挙筋で、肩甲骨が引っ張り上げ上げられた時に肋骨も固着することが多い。
これが残ってると痛みが軽くなってもスッキリしない。

全身調整の後、筋膜リリースで肋骨を解放。
肋骨の動きと首の動きを連動させて痛みの確認をする。
「全然違います」
ということで一回目終了。

一週間後に二回目。
首の痛みも腕の痛みも無くなった。
検査すると肋骨の歪みは無くなっている。
次は肋骨に歪みをもたらす部分を探す。
大抵、腸腰筋や足首の捻れが多いが異常なし。

お腹を触ると、十二指腸周りが硬くなっている。
聞くと1ヶ月前ぐらいから鳩尾あたりに痛みがあり胃薬を飲んでいたらしい。
十二指腸の違和感があると、体が右に傾く原因になり、左肩が上に上がる原因になることが多い。
これが寝違えのきっかけになったのかもしれない。
内臓マニピュレーションで括約筋と十二指腸を解放。
でも十二指腸はストレスで一番反応しやすいところだから、やっぱり根本から治すためには仕事のやり方まで考える必要がある。