症例76 急な膝痛 

2021年11月16日

 

症例76 急な膝痛

ずっと座っていて立ち上がろうとしたら右膝が痛くて立ち上がれなかった。
次の日も体重をかけると痛みが出て歩くもの不自然。

痛みの場所は膝の内側から前にかけて体重をかけると痛みが出る。

膝の痛みの原因は高齢になると変形している事が多くなかなか改善しません。
以前、膝が痛い時があり、レントゲンを録ったことがあるが、変形は少しだった。

変形以外の膝痛は、大腿神経や伏在神経の絞扼障害だったりします。
膝の内外、前後のバランスが崩れ神経周りの筋肉が硬くなりすぎると痛みが出ます。
そして、そのバランスが崩れる原因が股関節やフクラハギの硬さだったりします。

膝裏にかなりの圧痛があったため、膝の捻じれと股関節の捻れを調整。
膝裏の圧痛が無くなったところで痛みの確認。

体重を乗せると痛みはあるが、かなりマシな状態。
股関節の捻れは骨盤や腰椎も関連するので腰の調整。
立ち上がってもらうと、足が軽いと言われました。

一週間後に二回目
痛みはほぼ無くなり気にならないぐらいになりました。
骨の変形ではなかったようです。

今回は処置が早くて軽くすみましたが、長引くと反対の膝や腰にも痛みが出はじめます。