症例5 小学四年生のオスグッド

2021年11月16日

症例5 オスグッド?

小学4年生
発症:ボールを蹴り続けると膝が痛くなり、しばらくは歩くのも痛い
3ヶ月ほどサッカーを休み、痛みが治まったので再び始めたら再発
病院で成長痛と言われた

左足でボールを蹴るせいか、右足に比べてかなり筋肉が緊張していました。
内臓や横隔膜の緊張も無く、純粋に筋肉の使いすぎと判断しました。
主に筋エネとストレッチで大腿四頭筋、腸腰筋をゆるめ、ハムストリングも 緩めていきました。後は、念のため脛腓関節を調整して終了。

小学生は得意な足でしかボールを蹴らない傾向があるせいか、かなり片足のみ の筋肉がはっていて、足だけではなく大腰筋まで左右差がありました。
大腰筋が緊張すると股関節か屈曲気味で固着しますから、結果として大腿四頭 筋が短縮しやすくなります。また、ハムストリングに影響し、膝の捻れにつながるこ とが多いです。

とりあえず、ゲームをするときは正座でするようにとアドバイスしました。
その後も元気にサッカーをやっているようです。

前にも書きましたが、小学3、4年で成長痛って・・・ありえない
ちゃんと触ってみれば脛骨粗面の隆起もないし、何より痛みの出る場所が違うのに。

 

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