症例31 神経痛
症例31神経痛
60代女性
両膝の手術をしてから左股関節からふくらはぎにかけて痛みが出始めた。
少しぐらいなら歩けるが、すこし歩いただけで痛みが出始め、休まないと歩けない。
病院ではヘルニアと言われた。
間欠跛行が出る場合、真っ先に脊柱管狭窄などが疑われるがそれはなさそう。
検査すると、左のふくらはぎとその前の筋肉が硬くなり、両足とも股関節の外側がガチガチに固まっている状態。
1回目
左に体重をかけたら股関節に痛みが出る。
手術した膝は両方共90度まで曲がらない。
とりあえずカチカチに固まった足をゆるめて、腰の矯正、骨盤の矯正でバランスをとる。>
2回目
足が軽くなり、わりと歩いても痛みが出なかったらしい。>
調べてみると、ふくらはぎがフニャフニャになって、足首が自由に動
膝も90度以上曲がるようになっている。
左に体重をかけたらまだ痛い。
3回目
体重をかけたら違和感がある程度に。
歩くと痛みは無いが、どうしても股関節の外側が張りやすくなっている感じ。
痛みがかなり楽になったということなので、太ももの内側を鍛える運動と、歩き方を指導して終了。
今後は月一回で様子を見ることに。
左足首が曲げることも伸ばすことも出来なくなるぐらい筋肉が硬くなっていたため、股関節や腰に負担がかかっていたんでしょう。
普段、サンダルをよく履くらしいので、脱げないように力が入っていたのかもしれません。
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