症例62 腰椎すべり症
症例62 腰椎すべり症
左脚全体の痛み
2ヶ月前から痛みが出始め、整形外科で「腰椎すべり症」と診断されました。
そのまま治療で牽引をされてから動けなくなって入院。
1ヶ月入院して動けないままむりやり退院させられ、家で寝ていたところ紹介されて来院しました。
症状がかなりひどかったため、3回やって効果が無ければ手術するようにと言って施術を始めました。
一回目
足を少し動かしただけでも激痛が走るようで、体はあまり動かせません。
かろうじて上向きでしばらくいられる状態なので、上向きでいろいろと検査しました。
ヘルニアの兆候もあるし、症状が強くてよくわからない状態です。
ただ、足に力は入るのと、お尻の筋肉にしこりがあるため、それをとるために筋エネルギーテクニックを行いました。
二回目
お尻のしこりが小さくなると同時に少し楽になり立てるようになったようです。
うつ伏せもできるようになったので、うつ伏せでの筋エネルギーテクニックを中心に股関節周りの筋肉をゆるめました。
三回目
一人で歩いて来院。
10分ぐらい歩けるようになったようです。
お尻の筋肉は柔らかくなり、股関節横の筋肉の硬さが目立ちました。
痛みも脚全部から、太腿の前だけに変わりました。
「二ヶ月寝たきりだったから、帰りに買い物して帰る」
とすごく嬉しそうです。
一ヶ月でここまで効果が出ると思いませんでしたが、完全に良くなるにはまだまだかかると思います。