症例40 寝ちがえ
症例40 寝ちがえ
20代女性
朝起きたら左首から腕にかけて痛み
朝はほとんど首が動かなかったが、時間とともに片方だけの痛みになってきた。
夕方の時点で左を見れない状態。
下を見ると首から背中が張って動かない感じ
場所を特定するためにいろんな検査をしても、緊張が強いのか痛みが変わらない。
ふと思いついて左の脇の下をつまんだまま首を動かしてもらったら痛みがないらしい。
どうも肩甲骨が外に引っ張られて、それにつながる菱形筋を通して背骨が右にねじれているみたい。
首を回すときに筋肉と骨の動きのバランスがくずれて痛みが出るんでしょう。
右の肩甲骨に関係する骨盤、横隔膜などを解放してから腋窩の解放。
もう一度検査するとかなり首も回るようになり下を向いた時の張り感がなくなりました。
思いっきり回すとまだ痛みは残るものの日常生活に支障はなさそうなのでそこで終了。
寒い時期はどうしても固まってしまい寝違いを起こしやすくなります。
寝るときも首周りは暖かくして寝てください。
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