症例19 肋骨の痛み

2021年11月16日

症例19肋骨の痛み

40代男性
今朝、体操をしていたら左脇腹が急に痛くなり動けない状態になった。
すぐに病院へ行き検査をすると、「肋骨の軟骨の部分が折れてるかもしれないから絶対安静」と言われ湿布を出された。
痛みが変わらないので、そのまま当院に来られました。

検査すると、腕を上に上げた時と、体を前に曲げたときに痛みが出る状態。
押したり体を捻ったり、呼吸でも全く痛みがない。

肋骨が骨折していたり、ヒビが入っていたら、必ず呼吸をしても痛いという症状が出るし、何より押したら痛みが出ます。
押しても捻っても何をしても痛く無く、自分で動かしたときに痛いということなので、肋間筋の筋違いとして治療しました。

背中の筋肉から緩め、肋骨の痛い部分の周りからゆっくりと緩めていきました。最後に自然形体の秘伝の肋骨の痛みを取る手技をして再確認。
腕を上げても物を持っても前屈をしても全く痛みはなかったので、これで終了。

整形外科もレントゲンと痛みだけで判断せずに、実際に患者さんに触ってみたら骨折しているかどうかは別として、とりあえずは折れてない事ぐらいは分かるんじゃないかと思います。
「肋骨が折れてて、内臓を傷つけたらどうしようかと思った」と言われてましたから、医者の言葉一つで変に患者さんを不安がらせただけですね。

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