症例100

50代男性 肩の痛み

毎日包丁を使う仕事。 ゴールデンウィークで忙しく、毎日包丁を切る作業をしていました。

ぐっと力を入れた瞬間肩の後ろ側に痛みが走り、それから腕を上げるのも回すのも痛みが出るようになりました。

しばらく様子を見てましたが治らないので来院しました。

最初は寝違えかと思い首の検査をしましたが異状なし。

肩の検査では、外転、外旋、伸展の3方向で痛みがあり、特に外転の時に、鎖骨と肩甲骨の内側で痛みが強いようです。

ここは蕀上筋のトリガーポイントが出現する場所で、スポーツをやっている人に痛みが出やすい場所です。

押して見ると圧痛がありました。

先ずはカウンターストレインである程度筋肉を緩め、その後、蕀上筋のAKSでストレッチ。最後にトリガーポイントの解除を行いました。

インピンジメントなら時間がかかかるかもしれませんが、筋違えっぽいですから、これで大丈夫でしょうと伝えて終了。

「念の為来週も来ます」ということでしたのでもう一度来ていただきました。

2回目

あの後もしばらく忙しかったけど、肩はもう全く痛くないということでした。

年齢的にも五十肩かもと思いましたが、一時的な炎症だ早く治って良かったです。