椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニア
16歳ぐらいから椎間板は変性し始め、20代には大抵誰でも椎間板ヘルニアがあると言われています。
若いうちは椎間板の中の髄核に含まれる水分が多いせいで、運動などで圧力がかかるとそれが外に飛び出してきます。
それがヘルニアです。
椎間板ヘルニアがあってもすぐには症状が出るわけではありませんが、それが神経を圧迫すると腰の痛み、足の痛み、足の痺れ、筋力低下などが出てきます。
椎間板ヘルニアの症状
- 朝の腰の痛み
- 最初はお尻から足の痛み
- 足の指の痺れ
- 親指の筋力低下
- 腰を曲げて座るのが痛い
- 夕方に痛みが出てくる
などがあります。
30年前はヘルニアは切らないと治らないと言われてましたが、その後の研究により手術しなくても2~3年で消失することも多いことが分かりました。
今では日常生活が出来なくならない限りは手術をすすめられることはありません。
椎間板ヘルニアの治療法
現在のヘルニアの治療法は牽引と鎮痛剤がメインです。
しかし、牽引の有効性はほとんどなく、最近では牽引しない病院も増えました。
鎮痛剤で症状をおさえながら時間とともにヘルニアの症状が治まるのを待とうという保存療法が主流です。
オステオパシーでの椎間板ヘルニア施術
椎間板ヘルニアと症状は関係ないことが多く、ヘルニアがあっても症状は消失したりします。
重心のバランス異常や股関節の過緊張により腰椎深部の筋肉に負担がかかり、椎間板ヘルニアと同じ症状が出るようになります。
症状が強い場合は病院での検査、鎮痛剤での治療もすすめますが、同時にオステオパシーで重心バランスの調整、自律神経調整による腰深部筋の緊張除去、内臓マニピュレーションによる腹部の調整などで2~3か月で職場復帰する人が多いです。
椎間板ヘルニアの方によく行う方法は、中殿筋、梨状筋リリース、腸間膜根の解放、盲腸・S状結腸マニピュレーション、矢状縫合の解放、坐骨神経マニピュレーションです。
個人差はありますが、すぐに運動も可能な人、回復に2年ぐらいかかる人など様々です。
わずか一年でフルマラソンに復帰できた人もいます。
椎間板ヘルニアの予防体操
腰の負担を減らすことが重要ですから、先ずは
- お尻の筋肉のストレッチ
- お風呂で15分以上の温浴
- 6時間以上の睡眠
- 痛いときは横向きで安静
- 痛みが強いときは我慢せずに鎮痛剤
梨状筋のストレッチ
片足を抱え、そのまま内に倒していきます。
10秒×3回
左右行ってください。
お腹のストレッチ
両肘をつき腰を反らしていきます。
10秒×3回
人によっては腰痛、下肢痛、しびれが出ることがありますので、その場合は中止してください。
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オステオパシー施術歴20年以上! カイロプラクティック学校のテクニック講師も行い、指導した人数は200人以上です。
技術には自信がありますので安心してご来院ください。
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