理論11 超回復の重要性
オステオパシーと超回復
「深部の筋肉に対して力を働かせないと効果は出ない」
と教わったことがあります。
腰の筋肉であれば背骨に付着する筋肉まで5センチぐらいあり、表面から押しただけではそんなに力が届くわけもなく、もしそこに届くぐらいの力を加えたなら体に対してはかなりの負担がかかると思います。
オステオパシーでもマッサージのようなテクニックもあるし、オステオパシー大学でも軟部組織のマニピュレーションとしてマッサージのような方法も教えられています。
ただ、目的が違っていて、オステオパシーの軟部組織へのアプローチはすべて「神経の抑制と体液循環」のために行います。
決して力で筋肉を緩めるためではありません。
深部の筋肉が緩むための条件としては
・停滞リンパの除去
・老廃物の除去
・筋線維組織の回復
が必要になります。
硬くなった深部筋を揉みほぐそうとしても届くわけもないし、結果として慰安目的になり、表面の筋肉が傷つけるだけで一時的に痛みを痛みで誤魔化す効果しか出ません。
効果的な治療をするためには体の生理的な反応を考えて行わないといけません。
体のどこの症状であっても、まずは首の付根のリンパ本幹の解放、リンパの流れる原動力となる呼吸力の増幅、血管を広げるための交感神経の抑制などの下準備をして初めて深部筋への治療が効果的に働くようになると考えています。
そして、治療を行ったら「Leave it alone」をしないと、せっかく体が回復に向かい始めたのに台無しになってしまいます。
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王寺 香芝 三郷 河合 斑鳩 広陵 上牧 大和高田 大和郡山 で腰痛でお困りの方
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カイロプラクティック学校のテクニック講師も行い、指導した人数は200人以上です。
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